日本では「イギリス」という名称が使われることが多いのですが、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの国からなる連合国です。
それぞれ独自の首都があり、文化や言語にも特徴があります。王室の邸宅や風格ある宮殿、美しい庭園を巡る旅はいかがでしょうか。
都市部を離れて自然豊かな地域へ行くにはレンタカーが便利です。日本と同じ右ハンドル・左側通行なので、海外での運転に慣れていない方でも運転しやすいです。
イギリスの主要営業所
- ロンドン・ヒースロー空港 London Heathrow Airport T234
- 営業所コード:LHR
- 住所:Central Heathrow Location, Northrop Rd, London, TW6 2QA, United Kingdom
- ※Terminal5は営業所が異なります。営業所コード:LON
- エディンバラ空港 Edinburgh Airport
- 営業所コード:EDI
- 住所:Car Rental Centre, Edinburgh, EH12 9DN, United Kingdom
- カーディフ空港 Cardiff International Airport
- 営業所コード:CWL
- 住所: Vale Of Glamorgan, Cardiff, CF62 3BD, United Kingdom
【その他の営業所】
アバディーン空港(ABZ)・バーミンガム空港(BHX)・ブラックプール空港(BLK)・グラスゴー空港(GLA)・リバプール空港(LPL)・マンチェスター空港(MAN)・サウサンプトン空港(SOU)・カーライル(ER0)・コベントリー(COV)
車選びのポイント
マニュアル車の方が種類豊富ですが、オートマ車もございます。オートマ車は数が少ないので日本からぜひ事前にご予約ください。
※車種グループを選ぶ時はマニュアル、オートマの区分にご注意ください。
エコノミー マニュアル
車種グループB: 代表車種Vauxhall Corsaまたは同等クラス
道が狭く、縦列駐車も多いことを考えるとコンパクトな車がおすすめです。
お荷物は大きなスーツケース2個が目安です。
コンパクト オートマ
車種グループI: 代表車種Peugeot 2008または同等クラス
郊外への日帰り旅行やご家族やお友達とのロードトリップにはこちらがおすすめです。
お荷物は大きなスーツケース2個が目安です。
スタンダードバン オートマ
車種グループL: 代表車種Peugeot 5008または同等クラス
空港からの利用でも長距離ドライブでも、5人乗りでは足りない!というときにはこちらがお勧めです。
お荷物は大きなスーツケース1個が目安です。
Congestion Charge(渋滞緩和税)
ロンドン市内一部地域ではCongestion Charge(渋滞緩和税)が徴収されます。レンタル開始後に車両番号を登録して支払い手続きが必要です。対象地域内ではカメラで通行車両を撮影し、支払い済みかどうかの確認をし、支払っていない場合には罰金や延滞金が請求されますのでご注意ください。
対象地域を避けてヒースロー空港で貸出・返却がおすすめです。
対象エリアやお支払いはこちらのサイトにてご確認ください。
イギリスのロードトリップ3選
ヒースロー空港からイングランドを巡る、エディンバラ空港からスコットランドを巡る、カーディフ空港からウェールズを巡る、英国を巡る3つのロードトリップをご紹介します。

イングランドを巡るロードトリップ
コース概要
- 観光スポット:3つ
- 距離:約264マイル
- 所要時間:6時間26分
ウィンザー城/Windsor Castle
ロンドン・ヒースロー空港を出発してイングランドを巡るロードトリップへ出発しましょう。まずは空港から車で約20分の場所にある、居城として世界最古そして最大の城ウィンザー城へ。約1000年もの長い間、王家の住まいであり、数多くの公式の晩餐会や王族の結婚式が行われてきました。現在でもロイヤルファミリーが週末を過ごす場所として知られる人気の観光スポットとなっています。衛兵交代式や聖ジョージ礼拝堂(St. George’s Chapel)は必見ですが、お城の外にまっすぐ伸びる並木道ロングウォークから見るウィンザー城も素晴らしい眺めです。駐車場はありませんので公共の駐車場をご利用ください。ウィンザーへの行き方、駐車場情報はこちら
- Windsor Castle
- 住所:Windsor, Berkshire, SL4 1NJ
- ホームページ:https://www.rct.uk/visit/windsor-castle

©Moussa81
サンドリンガム・エステート/Sandringham Estate
続いて、ロンドンから北へ約160Km のノーフォーク州にあるサンドリンガム・エステートへ。ここは「イングランドで最も快適な家」と評され、ロイヤルファミリーがクリスマスを過ごす邸宅として知られています。4月から10月までは一般公開され、1階の8つの部屋と60エーカーもある美しい庭園を見学することができます。 長年にわたり収集されたマイセンの磁器やだまし絵の天井画、貴重なアフタヌーンティースポットなども見どころの一つです。レストランでアフタヌーンティーを楽しんだり、ショップで邸宅内や地元で採れた食材を使用したお土産を選ぶのもいいですね。
- Sandringham Estate
- 住所:Norfolk, PE35 6AB
- ホームページ:https://sandringhamestate.co.uk/

バッキンガム宮殿/ Buckingham Palace
最後にバッキンガム宮殿へ。王座の間から舞踏会場まで、来賓になったつもりで赤いカーペットを歩いてみるのはいかがですか。期間限定のガイド付きツアーでは、専門ガイドが主要なお部屋をご案内します。また、宮殿のステートルームは毎年夏に一般公開されています。宮殿の正門前のヴィクトリア女王の記念碑は人気のスポットです。そして、バッキンガム宮殿と言えば衛兵交代式。せっかく訪れるならスケジュールを事前に確認してぜひ見学してみてください。
- Buckingham Palace
- 住所:London SW1A 1AA
- ホームページ:https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace

©RFstock

スコットランドを巡るロードトリップ
コース概要
- 観光スポット:4つ
- 距離:約215マイル
- 所要時間:5時間40分
ホールリードハウス宮殿 Palace of Holyroodhouse
エディンバラ空港を出発したら、スコットランドを巡るロードトリップへ。歴史的都市エディンバラにあるホールリードハウス宮殿は500年以上の歴史ある宮殿です。かつてはスコットランド王室の住居であり、現在でも英国王室の滞在地として利用されています。チャールズ2世のために作られた寝室、宮殿内で最大の大広間グレートギャラリー、家族連れにも人気の美しいパレスガーデン、900年の歴史を持つ修道院など見どころも満載です。
- Palace of Holyroodhouse
- 住所:Canongate, The Royal Mile, Edinburgh, EH8 8DX
- ホームページ:https://www.rct.uk/visit/palace-of-holyroodhouse

©Wirestock
ロイヤルヨット・ブリタニア号 The Royal Yacht Britannia
40年以上にわたり世界を航海してきたロイヤルヨット・ブリタニア号は、エディンバラのリース港に係留されています。現在は博物館として一般公開されており、エリザベス女王の執務室や寝室、機関室、乗組員のキャビンなどを見学することができます。豪華な内装や調度品は船の上であることを忘れるほどです。疲れたらデッキのティールームでひと休み。ギフトショップではここでしか手に入らないお土産を探してみてください。
- The Royal Yacht Britannia
- 住所:Ocean Drive, Leith, Edinburgh EH6 6JJ
- ホームページ:https://www.royalyachtbritannia.co.uk/

©Douglas McGilviray
バルモラル城 Balmoral Castle
エディンバラから少し足を延ばしてスコットランドのハイランド地方中心部に位置するバルモラル城へ。ここは故エリザベス女王が最も愛した城と言われ、最期の時を過ごしました。エリザベス女王は自ら馬に乗って敷地内を散策したり、食器洗いをすることもあったそうです。芝生でのイブニングシネマやスポーツイベントなども行われています。よく手入れされた庭園には野生動物がたくさん生息しており、注意深く観察すると絶滅危惧種のアカリスを見つけることができます。
- Balmoral Castle
- 住所:Balmoral Estates, Ballater AB35 5TB
- ホームページ:https://balmoralcastle.com/

©North East 250 / Damian Shields

ウェールズを巡るロードトリップ
コース概要
- 観光スポット:3つ
- 距離:約444マイル
- 所要時間:10時間39分
聖デイビッド大聖堂 St. David’s Cathedral
カーディフ空港を出発したらウェールズの最西端にある聖デイビッド大聖堂へ向けて出発です。ウェールズには現在世界遺産を含め600以上の城があり、平方マイル当たりの城の数が世界一ともいわれています。ウェールズの守護聖人とされるセント・デイビッドが6世紀に建てた修道院はバイキングや国内の反乱により破壊されましたが、数回の修改築を経て現在の姿となりました。王室とも密接な関係を持ち、古くから巡礼地として人気の場所です。
- St. David’s Cathedral
- 住所:St Davids Cathedral, St Davids, Haverfordwest, Wales SA62 6RD
- ホームページ:https://www.stdavidscathedral.org.uk/

©Frans Sellies
カーナヴォン城 Caernarfon Castle
現イギリス国王チャールズ3世が「プリンス・オブ・ウェールズ」の称号を受けたことで知られる世界遺産カーナヴォン城。河口に構えられた要塞宮殿はローマ帝国時代の建築様式と中世の独創性を融合し、700年の歴史を今に伝えています。夕暮れ時に海側から眺める城の姿は時間を忘れて見とれてしまうほど美しいものです。近くにある世界で最も長い名前の駅へちょっと寄り道してみてはいかがでしょうか。
- Caernarfon Castle
- 住所:Castell Caernarfon, Castle Ditch, Caernarfon LL55 2AY
- ホームページ:https://www.castlewales.com/caernarf.html

カーディフ城 Cardiff Castle
ウェールズの首都にあるカーディフ城は約2000年前にローマ人によって建てられたのが始まりです。その後、増改築を繰り返したため時代の違う城の姿を見ることができます。無料のオーディオガイドを聞きながら回るのもいいですが、豪華な部屋を見学できるハウスツアーに参加してみるのもいいでしょう。ゆっくり時間を取れるのもロードトリップの良いところです。お城を出た後にはキャッスル・クォーター・アーケードでティータイムやランチを楽しむのもおすすめです。
- Cardiff Castle
- 住所:Castle Street, Cardiff, CF10 3RB, Wales, United Kingdom
- ホームページ:https://www.castlewales.com/cardiff.html

©poechri
イギリスもエイビスでレンタカー!
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上記情報は2025年4月現在のものです。現地情報をご確認の上、旅をお楽しみください。